2021/07/13 10:09
刺繍デザイナーの石投一輝です。
今回の刺繍について語っていきます!
まず、このOH!SUSHI GIRLのデザイナー様は『末益ひろこ』さんです。
この方は私がillemyを立ち上げる時に最初にお声がけをさせていただいた人物です。
大阪在住のイラストレーターさんで、文具雑貨デザイナーを11年されていました。
Twitterで投稿されているデザインを見て、とても可愛い!と思いフォローしました。
末益ひろこ さん(https://potofu.me/rococreate)
そんな可愛いデザインを様々描かれている中で、私は『OH!SUSHI GIRL』というイラストをしてみたいと思いました。

とても可愛いですね!
刺繍は少し簡素化して打っています。
↓こんな感じ↓

実は刺繍するにはなかなか難しいデザインなのです。
特に重なりが重要になってきます。
例えば、
背負っているイクラ → ピンクの服 → 白い腕
と刺繍を重ねる順番が決まっています。
また、
黄色の髪 → ピンクの腕 → 白い腕
と重なりが重複していますので、刺繍のデータ設計にかなり時間がかかります。
背負っているイクラにもこだわりがあります。
イラストではベタっとしていますが、刺繍には粒感を出しています。これは刺繍デザインする上で必要不可欠なことで、「こんな感じにイクラがのっているだろう」と想像して設計します。
これをしないと、なにか背中にペタッと乗ってるという印象にも繋がります。
腕も想像が必要です。
何の変哲もない白い腕ですが、刺繍の流れがあります。腕の服と素手が明確に分かれているのがわかりますか?
服の終わりからは、素手が出ているように刺繍を設計しています。
いかがでしょうか?
このように、刺繍といってもデザインでは表せない立体感や流れなどを作ることができます。
刺繍に注視してみるととても面白く、とても価値のあるものだと思います。
そんな『考え抜かれた刺繍』を身につけるのも良いのではないでしょうか。